共通テスト2024 数学
未分類今年はファーストステップでは高3の受験生がいませんでしたが、
毎年この時期になると薄れかかっている現役時代(何年前だ!?)を懐かしく思い、無性に解きたくなるので今年も数学ⅠA とⅡB の両方とも解いてみました。
個人的に思ったことを少し話します。
一言で言えば、「考える力を試す」というコンセプトが共通テストなのだとしたら、まさにそれが具現化された良問が多かったと思います。
私たちの世代のセンター試験では、「誘導に乗って、適切な公式・考えを使う」が大切で、何より計算量が多く、考えるというよりも「計算処理の速さ]が要求される側面があったように感じます。
ここ数年の傾向をみていると、明らかに「基本公式についてきちんと中身を理解できているか試す問題」や「文章から状況を読み取る処理の速さ」が問われるようになってきています。特に今年は計算量が重い問題が一つもなかったように感じます。
現高1,2年生は学校の進み具合でもちろん習ったところまでは解いてみてほしいのですが、時間がないなら特にこの問題はやってみて!というのは
数学ⅠAだと特にないが強いて言うなら大問3の確率
数学ⅡBだと大問1(2)、大問2微積、大問5ベクトル
がオススメです。
解き方が複数あったり、中身がわかると面白い題材なので是非チャレンジしてみてください。